[環境先進国]ドイツとスウェーデンのエコ事情

【環境先進国】ドイツとスウェーデンのエコ事情

近年は日本でも地球環境に配慮した「エコ」な生活が注目されるようになってきています。

とはいっても日本は、温室効果ガスであるCO2の排出量が、中国、アメリカ、インド、ロシアに続いて5番目に多い国となっており、まだまだエコな取り組みが進んでいる国であるとは言いがたい状況です。

これに対して、ドイツやスウェーデンは国をあげてエコな取り組みが進んでおり、「環境先進国」などと呼ばれています。
これらの国々では、どのようなエコライフが送られているのでしょうか。

ドイツのエコ事情

ドイツが環境先進国と呼ばれるようになった理由の一つとして、環境保護について政治レベルでの意識が高く、地方自治体が環境に関する情報を提供したり、ゴミの分別方法を指導したりしているということがあります。
そうして国や地方自治体が定めたルールや決まりごとをしっかり守る律儀で生真面目なドイツ人気質に、ドイツのエコライフは支えられていると言えるかもしれませんね。

ドイツでは、1991年に「リサイクル規制令」という法律が成立しました。
この法規制に基づき、包装材を減らし極力再利用することを目指した「包装材リサイクルシステム」が運営されています。
これに基づいて、家庭や職場ではしっかりとゴミの仕分けが行われています。

このリサイクルシステムは非営利企業によって運営されていて、包装材として使用されたブリキ、アルミニウム、混合包装材、プラスチック、ガラス、紙に分けて回収・リサイクルを行うものです。
各家庭での仕分けもこの分別法に基づいて行われます。

この法律が施行された1991年の時点では国民一人当たりの年間包装材使用量が94.7kgだったものが、97年には82.3kgまで減少。
13%も減ったことになります。

スウェーデンのエコ事情

スウェーデンは国として、「2020年までに化石燃料への依存をなくす」という政策を打ち立てています。

スウェーデンでもリサイクル活動は盛んです。
スウェーデンでは缶・瓶・ペットボトルなどの容器を用いた商品には、デポジットシステムが採用されています。
これは、商品購入時の代金に容器代として預り金が含まれており、容器と引き換えに返金するシステムです。
これにより、容器の回収・リサイクル率が高くなっています。

日本のスーパーでも、食肉などの量り売りを行っている場合がありますが、スウェーデンでは野菜や果物、たまご、お惣菜やお菓子などさまざまな商品について量り売りやばら売りが主流になっています。
必要な量だけを購入することで、ムダやゴミが出にくくなっているのですね。
また、ほとんどのスーパーで、レジ袋は有料となっています。
レジ袋の削減はCO2排出量の削減につながるため、日本でも課税や有料化の動きが出てきていますが、スウェーデンは一歩進んでいると言えそうです。

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